( ゚皿゚)

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市民権獲得

───すし詰めの難民船に揺られ、放り出されたそこは危惧したとおりの無法の街であった。
路地裏には刃物が光り、道を歩く者の眼はどんよりと濁っている。
しかし選択肢はない。そう───私の未来はこのどぶの臭いがする空の向こう側にしかないのだ。
たどり着いた場所はBeggar's Coat(乞食の広場)と呼ばれていた。文無しの私には似合いの場所だ。ここでスリでもかっぱらいでもやって暮らしていくしかないのだろう。「覇王」と呼ばれる君主がいるという街の中心地区に足を踏み入れるためには、"ある仕事"をやり遂げ、市民権を得る必要があるらしい。仕事の内容とやらが気になるが、おそらくろくなことではないだろう。そのろくでもない仕事を私に命じる「覇王」とやらも、きっとろくでもない奴に違いないのだ───

市民権獲得のQuestは簡単ながらも世界観を感じさせるのに十分なものでした。モンスターを倒してアイテムを集めるための暗くて汚い下水道、人と会話をして真意を探る、そして"裏切り者"を殺す。血なまぐさいEvilサイドのFreeportの雰囲気が非常に伝わってきます。市民権Questを終えてレベルも7になり、Freeportの北区に足を踏み入れたところでそのやんと合流しました。それについては更に次で。